キャプチャソフト Audials Moviebox 2018 レビュー

ストリーミングサービスの利用が増えてくると、何とかしてみたくなるのがムービーの録画。技術的には挑戦してみたいものの、多くのストリーミングサービスでキャプチャは禁止されているので注意が必要。あらゆるデバイスで膨大なコンテンツをオンデマンドで見れるようになった昨今、必要となる場面は少ない。ストリーミング再生で遅延が発生したり、レジュームが出来ない場合には録画したくなるかな。今回の検証も一応できることは確認してみるけど、実際に使う予定はあまりない。

あえて困る場面を挙げるとすれば、車内で子供たちに見せてあげたいとき。スマホにダウンロードしておけば、それをナビに繋いで見せることは可能なんだけど、子供達にスマホを長時間キープされてしまうのは困る。動画の操作もできればスマホでなくリモコンでやらせたいし。この辺はゲームでも同じようなことが言えて、時間潰しにスマホを貸すのが嫌で、結局は3DSを買ってあげてしまった。もう少し子供が大きくなったらスマホを預けてもいいんだけどね。その頃でも動画を見たがるかどうかは怪しいけどw



Audials Moviebox 2018
価格 : 3,990円(税込、ダウンロードソフト)
by ベクターPCショップ

以前にキャプチャーボードを購入して録画を試したこともあるんだけど、そのときは手動作業が非常に多く、とても使う気がしなかった。どうせ滅多に使うことがないとはいえ、それでも操作系が複雑だと、いざというときですら使う気が失せてしまう。自分が選んだソフトがよくなかっただけかもしれないが。ぐぐってみるとフリーのツールも山ほどあるんだけど、面倒な作業を自動化してくれるなら多少のお金は払ってでも便利なソフトを使いたい。経験上、欲しくなりそうな機能は以下。

  • ファイル名の自動設定
  • 自動的な録画開始と終了
  • キャプチャ範囲の自動検出
  • 任意のエンコードに変換

この観点で探していて、最終的に選んだものがWindows10用のAudials Movieboxというソフト。いろいろなコンポーネントを詰め込んだAudials Oneというパッケージもあるようだが、動画キャプチャに限って使うならMovieboxだけでよさそう。ストリーミングサービスごとの個別設定も用意されていて至れり尽せり。規約で禁止しているサービスがクレーム入れたら差し止めとかされそうだけど。唯一買う前にわからなかったのが、ハードウェアエンコードの可否。利用するPCはQSVに対応しているので、是非ともハードウェアエンコードを利用していて欲しいところ。

とりあえず試用版を利用できるので、いろいろ試してみる。エンコードに関して言えばほぼ何でも対応できそうで、利用したかったH264のmp4もあった。最初はH264の元の動画に合わすという設定で試したが、すぐに録画が停止してしまう。いろいろ変更してみてH264のSuperfastという設定に落ち着く。また、ネットワークドライブを録画先にするのも失敗、普通にローカルに記録することに。これで何とか動きそうなので小窓で再生しつつ録画してみたところ、自動録画も自動検出も申し分なく動作してくれた。

ちなみにファイル名もそれっぽいものを付けてくれるので本当に楽。試用中なので10分程度しか録画できなかったけど、録画中のCPU使用率も低く、おそらくハードウェアエンコードしてくれてそう。この辺りはソフトウェア的な対応なのか、OS側で勝手に対応してくれているのか、細かいところは知らないです。特に問題なさそうなので製品版を購入、それほど高くないしね。入手したライセンスコードを試用中のソフトに登録する。これで録画10分制限はなくなり、すべての機能が利用可能になる。

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しかし、録画したものを再生してみるとドットが荒いことに気付く。キャプチャだから、もっと大きい画面で録画しないといけないのか。動画を最大化して録画すると処理が追いつかないみたいですぐに停止してしまう。解像度が4kだったので2kに落として試すも即座に失敗。うーん、厳しい。実はこれまでメインPCを使うのが嫌で、以前使っていたHaswell世代のVaio(Core i7)で試していた。スペックの問題かどうかを切り分けるために、メインPCであるSkylake世代のSurface(Core i5)で試してみる。それでも4kは処理落ちしてしまうが、2kなら録画できるようになった。ふう。

うちのSurfaceは本体とドックのそれぞれから画面出力できるので、一方のディスプレイで録画しつつ、もう一方でブラウジングなどの作業をしてみると、やはり部分的にコマ落ちしてしまう。安定してキャプチャするには専用機を用意するしかない。フレームレートもデフォルト23.97fpsになっているが、29.97fpsに変更しておかないと間引いたような動画になってしまう。ストリーミングサービスごとの個別設定もものによっては動作がよくわからず、とりあえず『画面から録画、自動モード』で録画するのが無難。

という訳で、Audials Movieboxは必要スペックさえ満たせば、自動録画、自動検出、自動命名、自動変換と非常に便利なソフトであると感じた。Skylake世代で動かしておけばCPU使用率もそこまで高くはならない。ただし、CPUクーラーはぶん回るので内蔵GPUの性能が求められているのかもしれない。自分の検証によればHaswellとSkylakeでエンコード性能は倍くらい違かったはず(過去記事参照)。それでも時折コマ落ちは起きてしまうので、それを許容できるか、あるいは専用PCを用意できる人にオススメします。

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