録画サーバ構築 foltia+PX-Q3PE 検証編

録画サーバの構築に当たって、一旦はwindowsでシステムを作ってみた。感想としては想像以上によく仕上がっていて、このまま使い続けてもよさそうに思うほど。しかし、自分としてはリモートからのCLI管理を重視するため、Linuxでの運用も試しておきたい。ただし、今回選択したPX-Q3PEにはLinux用の公式ドライバが用意されていない。にもかかわらず、foltia ANIME LOCKERという有償ソフトはCentOS6でPX-Q3PEを動作可能にしている。初めてのシステムを作るときはとにかく成功パターンを確立する事。まずはこのソフトの評価版を使って、CentOSでのPX-Q3PE動作を確認する。このソフトはアニメ録画を中心とした作りになっているようなので、スポーツ/ドラマ/バラエティを録画したい自分としてはそのまま使い続けるかどうかも判断したい。

foltiaをインストールする前に自宅環境の見直しが必要だった。自宅環境は完全にCentOS7に特化した作りをしていたため、CentOS6の管理はいまさら面倒。この構成管理を効率化するためにchefからansibleに移行した事は別記事で触れた通り。chefからの移行やCentOS6用のローカルリポジトリの準備を済ませ、CentOS6でも7でも必要な変更を自動適用出来るように整備した。これらの作業はfoltia導入に際して必要な作業という訳ではなく、あくまで自分の管理方針として対応したに過ぎない。

さて、長い長い準備期間を終えて、いよいよfoltiaを導入する。早速、公式サイトからインストールイメージをダウンロードして、インストールメディアを用意する。ちょうどよいUSBメモリがなかったので、ささっとDVDに焼いてしまう。インストールメディアをドライブにセットして、ブートシーケンスをDVDドライブ優先に変更。この状態で起動すると、DVDから普通にCentOS7.2が起動する(インストール用OSはCentOS7らしい)。コンソールにログインプロンプトが表示されていて、よく見るとその上にroot用のパスワードも記載されている。そのパスワードでrootとしてログインする事も可能だ。しかし、ログインしたところで別にインストールが進む訳ではなく、動作確認ができるというだけ。

実際のインストールはブラウザが使える端末で、foltiaサーバのHTTPにアクセスする形で行う。今回はwindows端末のChromeで『http://192.168.xxx.xxx』のようにアクセスした。今回はパーティンション情報を消して、ext4でファイルシステムを作成。個人的にxfsがあまり好きではないので。フォーマットする際にはfoltia側のコンソールに7桁の数字が表示されているので、それをブラウザに入力して進める。指定されたURLからチューナー用のドライバ(ec7c87854f2f.tar.bz2)をダウンロードして、ブラウザからアップロードする。ライセンスは持っていないので、評価版としてインストール進める。チャンネルスキャンを開始すると、『受信できません』と表示されていたのが気になったがとりあえず続行。

NeroAacEncをインストールするように言われたが、指定されたURLからは見つけられなかった。適当にぐぐって『NeroAACCodec-1.5.1.zip』というファイルを見つけたので、これを解凍して中にある該当ファイルをブラウザでアップロードした。この処理が終わるとfoltiaの管理画面を表示する事ができた。アニメ放送予定や番組表を確認して、問題なく動作している事を確認。チューナーの動作をチェックするために、それらしきライブというリンクをクリック。適当に進めていくと、放送中の番組を見る事が出来たので、こちらについても問題なしと判断。まったく苦労することなく録画サーバの構築ができたので、これもこのままでいいのではないか、と感じたほど。

せっかくCentOSなので外からログインして中を見てみる。lsmodすると『pxq3pe_dtv』というモジュールが見つかる。このモジュールをmodinfoで確認すると、『/lib/modules/2.6.32-573.18.1.el6.x86_64/kernel/drivers/video/pxq3pe_dtv.ko』というカーネルモジュールが存在する事がわかった。同じカーネルでこのモジュールを使えば動かす事は出来そう。もう少し調べてみると、『/home/foltia/php/setupwizard/rsrc』に他のチューナー用カーネルモジュールやfoltia用のrecpt1を見つける事が出来た。まだ細かい事はわからないが、これらのファイルがあればそれなりに動かす事ができそうなので、とりあえずファイルサーバにコピーしておく。今回の検証はここまでだが、PX-Q3PEでLinux運用する事もそれほど問題なさそう。今後はエンコードやCMスキップなどの機能面を評価していく。

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