録画サーバ構築 sh67h3 修正編

録画サーバとして利用すべく購入したsh67h3。windows 10のインストールは何も問題なかったものの、何故かLANのnegotiateが100Mbpsになってしまっていた。通常用途のPCなら100Mbpsでもそれほど困らないかもしれないが、録画サーバであれば取り扱うファイルは常にGB単位。どうしても1Gbpsでリンクアップさせる必要があった。まずは最も簡単なLANケーブル交換から試すが改善せず。スイッチ側のポートを変更してみるが改善せず。スイッチそのものを別のものに変えてみるが改善せず。うーん、ハードウェアの問題ではないのかな。sh67h3のオンボードLANのチップセットはRealtekのRTL8111E。こちらの最新ドライバを探してインストールしてみるが改善せず。ドライバの詳細設定でauto negotiateをオフったり、1Gbpsを明示指定してみたり、省電力設定を無効化してみたが変化なし。うーん。。。

USB接続の有線LANアダプタがある事を思い出して、そちらでの接続を試してみる。驚いた事に、このデバイスで接続しても100Mbpsだった!もしかしてBIOSかマザーボード辺りの制限なのだろうか。BIOSの設定項目を確認してもそれらしきものはない。BIOSバージョンが1.07だったので、とりあえずファームウェアのバージョンアップをやってみる。公式を確認すると、それ以降のファームウェアも存在する。どうやらマザーボードのバージョンによって適用できるファームウェアに違いがあるようなので、ケースを開けて確認してみる。マザーボードのバージョンはV1.0だったので、1.16までは上げられそうだ。

早速ファームウェアをダウンロードして解凍。W64の下にある『SH67H000.exe』を実行するが、『can’t update』と表示されて更新出来ない。ぐぐってみると管理者権限で実行すると書いてあったので、右クリックして管理者権限で実行を選択。少し進みそうな気配だったが、結局OSごとフリーズしてしまった。win10ではダメそうだったので、初期インストールされていたwin7に戻してみる。win7で起動すると、諸々ドライバがなくて困るので、せめてオンボードLANのドライバだけは事前に用意しておく事。使い続ける訳ではないので、それなりの準備が整ったところで、先ほどのファームウェアをダウンロードして管理者権限で実行。今度はきちんと処理が進み、BIOSの更新に成功した。再起動してBIOSを起動してみるが、設定項目に期待するようなものはなかった。

どうせOSを入れ替えちゃったので、ついでにCentOSも試してみておく。切り分けからするとドライバの問題ではなさそうだが、何にせよ使い慣れたCentOSでネットワーク周りを確認すれば何らか発見があるかもしれない。他のサーバ用のkickstartファイルをIPアドレスとホスト名を変える形で用意する。MACアドレスを確認して、kickstart用の設定が呼び出されるようにDHCPサーバを変更。PXEサーバで、確認したMACアドレスと先ほど用意したkickstartファイルを紐付ける。あとはBIOSでPXEブートを有効にして、ブートシーケンスでNetworkブートを上の方に。再起動するとPXEブートでkickstartファイルを読み込んでCentOSが自動でインストールされる。インストール後の再起動だけは手動。自動にするとkickstartインストールの永久ループになってしまうからw 一旦BIOSを起動してPXEブートを無効化して再起動。これでCentOS7が上がってきた。

ログインして確認すると、やはりというか当たり前と言うか、100Mbpsでnegotiateしている。そりゃそうだよな、と思いつつ何気なくethtoolでnegotiateの詳細を確認する。sh67h3のデバイス名はenp5s0だったので、以下のように実行。

ethtool enp5s0
     :
    Advertised link modes:  10baseT/Half 10baseT/Full
                            100baseT/Half 100baseT/Full
                            1000baseT/Half 1000baseT/Full
                              :
    Link partner advertised link modes:  10baseT/Half 10baseT/Full
                                         100baseT/Half 100baseT/Full

あれあれ?この結果を見て違和感を覚える。PC側にはリンクモードに1Gbpsが含まれているのに対して、Link partner側のリンクモードには1Gbpsが入っていない。おそらくLink partnerというのはスイッチ側の事を意味しているはず。これを鵜呑みにすれば、悪いのはPC側ではなくてスイッチ側という事になる。PC側のハードウェア障害でない可能性が高まったか。しかし、使っているスイッチは今まで1Gbps通信の実績があるもの。とりあえず同じスイッチに繋がっている別のPCを起動する。やはり1Gbpsでリンクアップした。

PCの問題でもない、スイッチの問題でもないとすれば、ま、まさかケーブル。。。最初に確認したはずだが、もう1度だけ試してみる。たったいま別のPCで1Gbpsの実績ができたケーブルを抜いてsh67h3に繋げる。何と1Gbpsでリンクアップした!中古で購入したsh67h3が無事だった事の安堵と共に徒労感もあったが、ひとまずほっとした。改めて最初に確認したケーブルを検証し直すと、何と2本とも100Mbpsになってしまうケーブルだった。当然1Gbpsで今まで使っていたケーブルなので、いつの間にかおかしくなったのだと思うが、それにしても2本同時にケーブル障害とは。。。基本中の基本なんだけど、切り分けするときは実績のあるデバイスやケーブルを使うという事を忘れちゃいけないね。まあ、USBのLANアダプタがだめだった時点で、BIOSやマザーボードよりケーブルを疑うべきだったんだけど。このあと、win10を入れ直して1Gbpsで通信出来る事を確認しました。

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