ハリー・ポッターを見て

子供が生まれてからはなかなか映画を見る時間が作れず、見る作品はすっかり減ってしまった。一気に見る時間はないものの、少しずつでも映画を見ている。今週末はハリー・ポッター不死鳥の騎士団を見た。しばらく前にWOWOWでやっていたのを録画したものだ。

前回の作品からどれほどインターバルがあいたのか覚えていないが、久々に見たもののやはり面白い。一作目などに比べると主人公たちはすっかり大きくなってしまったが、それでもどこか子供らしさというか可愛らしさが残っている気がする。しばらく前の作品に出ていたキャストも出てきていて懐かしさもあった。

たまたま、この作品を見る前に地上波でナルニアを見た。何がどうと意見できるほど考えて見ていなかったが、なぜか余り集中できなかった。何となく話のばらつきさが『世にも不幸せな物語』に似ている感じがする。それらと比べるとハリー・ポッターは5分くらいで夢中になれた。

面白い作品は5分でわかる、というのは何でだろう。逆に、微妙に面白くなく、もう少ししたら面白くなるかな、と思いながら見ている作品は結局、最後まで面白くない。余り専門的なことはわからないけど、ハリー・ポッターのディテールへのこだわりや演出のバリエーションは見るものを飽きさせない魅力がある。この手の演出効果はコストの多寡だけではなく、アイデアに依存している部分が大きいように思う。

さてさて、主人公たちも大きく頼もしくなり、話はぼちぼち佳境に入っていくのか。続編がすごく楽しみだ。

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