作品レビュー2009年4月

映画やドラマの視聴ログや感想をどのようにまとめるべきか、あまり自分で気に入った形で書けていなかった。1つの作品にじっくり記事書くのも効率悪いし、しばらくの期間において見たものを一覧して、その中から記憶に残っているものについて感想を残しておく、というのが理想的。タイトル考えるのもネタ尽き気味で、そのせいでまとめるのが億劫になっていた。今回からは試みに、本タイトルのようなシンプルな形式で毎月or隔月のまとめにしようと思う。と言うわけで、1月の報告から3ヶ月で閲覧した映画は以下のタイトル。

  • アメリカン・ギャングスター
  • オーシャンズ13
  • エリザベス・ゴールデンエイジ
  • ジャスティス
  • トランスフォーマ
  • パルプ・フィクション
  • フォーガットン
  • フィクサー
  • ライラの冒険

アメリカン・ギャングスターはかなり面白かった。個人的にはギャングというかマフィアというか、その手の映画は意外と苦手なのだが、この映画は余りその手の抗争みたいなものはなく、ある町のボスとなっているギャングの浮沈を丁寧に描いている。寧ろ資金源を確保するための顛末や、社会の変化に対するビジネスのギャップ、成り上がったファミリーの問題などが中心で非常にリアルだ。ストーリー自体も二転三転し、最後まで驚くような展開だった。この作品はかなりオススメ。

オーシャンズ13は例の如く、懲悪的な犯罪計画を実施する訳だが、計画段階は非常にユーモアがあり楽しい。実行段階は作品的にサプライズが求められるのだが、やはり初回ほどのインパクトはない。エリザベス・ゴールデンエイジはエリザベスの続編なんだよね、きっと。エリザベスを見たのがいつか覚えていないが、今回も一人の女性として女王の哀しさを主題にしているようだ。思ったよりは楽しめた気がするが、話自体の記憶は余り残っていない。ジャスティスは2次大戦における捕虜の兵士についての話で全然ノーマークだったが、かなり面白かった。舞台設定が斬新で、兵士の話に拘らず最終的に法廷闘争のように話が進んでいくのが新しい。

トランスフォーマは映像はすごいが、話自体は子供向けな感じ。パルプ・フィクションは掴みはかなりよいのだが、終わり方の意味がよくわからない・・・。フォーガットンはある意味予想外な展開だったが、それ以上がなかった。開いた口が塞がらないようなサプライズが何度かあるがw フィクサーは、話の紹介は面白そうだったが、ちょっと自分の好みのテンポではなかった。ライラの冒険は今回一番のオススメ作品。ハリーポッターと似た感じではあるが、世界構想のユニークさとそれを上手くまとめた事件と解決が面白い。この手の独自世界な映画は幾つか思い出すものがあるが、私にはストライクゾーンぽい。続編があるとすれば間違いなく見るだろう。

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