作品レビュー2009年8月

最近見る映画が増えてきている。まとまった時間が取れないときでも30分おき数日に分けて見たりしているためか。しばらく夢中になっていた海外ドラマに飽きてきた、という側面もあるかもしれない。見たか見ていないか分からなくなる事があるので、視聴した映画について記録するようにした。おかげで視聴数についても正確に把握できるようになった。そのメモによると、ここ2ヶ月間で20本前後の映画を見ているようだ。3日で1本と考えると、思った以上に見ているんだね。もはや1本1本の作品に触れていくのは無理なので、印象的だった映画を幾つか紹介する形にする。

まずは、ヒーロー物から。何故か最近よく目に入る気がする。バットマンとかX-MENとか。中でも特に好きなのが『スパイダーマン3』。今回は変貌した親友やら、砂男やら、果てはブラックスパイダーまで出てくる。3対1でどう収束するのかと思っていると、思わぬ少年ジャンプ展開。ヒーロー物の中でもスパイダーマンは特にわかっているなあw 『クローバーフィールド』は逆にいわゆる怪獣物(?)をリアルにした作品か。何だかよくわからないものがマンハッタンに現れ、その逃避行を現実的に描き出す。たまに見え隠れする巨体が恐怖を助長する。ブレア・ウィッチ・プロジェクトを思い出させるようなリアルで怖い作品だった。

次はちょっと変わった作品を。『ホット・ファズ』はエース級の警官が片田舎に左遷(?)され、その町の陰謀を暴くというありがちな話。淡々と進むかと思えばシニカルなギャグや極端に残酷な殺人が起きたり、もう何だかわからない。極めつけは町中の老人たちが皆ギャングのように・・・w 『紀元前1万年』もただの氷河期の話かと思いきや、奪われた仲間を追いかけて氷山や砂漠を越える。そしてゴールは何とエジプトのあの建設現場に!こんな昔に建設されてたのか、という愉快さと共に、その現場の息を呑むような壮観さ。是非とも一見して欲しいものだ。

最後は感動物を。OCのマリッサが出ている『あの日の指輪を待つ君へ』。序盤は登場人物に感情移入しづらく進みの遅い感じがしたが、後半は人間関係もわかってきて非常に感動的だった。まさか3人とも、そういう事だったとはね。今回一番オススメなのが『プロヴァンスの贈りもの』。都会のせわしさとプロヴァンス特有ののんびりさを対比しながら話が進む。見るからに、仕事人間が変化していく作品なんだろうなあ、という感じだけど、それでもプロヴァンスの優しい雰囲気がすごい伝わってきた。どこでもよいから避暑地に行って、テニスでもやってみたい気になるね。出来ないけどw

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)