軽井沢旅行 前編 2016年8月

先月末、夏休み最後のイベントとなる軽井沢旅行に行ってきた。我が家では珍しい連泊旅行。と言っても2泊だけど。大磯のプールや苗場のスキーに比べると唯一の旅行らしい旅行で、運動もないから小さい子たちでも大丈夫だろうという考え。実は去年も2泊の軽井沢旅行に行っていて、結局最終日に下の子2人が体調を崩すという事態。つまるところ軽井沢は寒いんですよね。避暑に行ってるんだから当然なんだけど。急な温度差に子供たちが付いていけない。そういう訳で若干の不安があったものの、あれから1年経ったし、子供達の成長に期待して今年も2泊で臨むことにした。

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当日の出発はびっくりするくらいの段取りの悪さ。前々日に何の前触れもなく38度超の熱を出した私が悪いんだけど。まるで荷造りは出来ていない上に、今回は自転車を持っていってみようという試み。キャリアなんてないから、長男次男の自転車をハッチバックに放り込んで、自分のクロスバイクはタイヤだけばらして積む。末娘を乗せるため自転車用のチャイルドシートも忘れない。意外と入るもんだね。そして案の定忘れていたガソリンを入れてから出発。既に10時過ぎ。この時間だと環八出るまでも時間かかるし、環八そのものもえらい時間かかった。途中、急なトイレ対応もあって関越乗る頃には11時過ぎ。

軽井沢方面で昼食摂りたかったが時間が時間なので上里に寄る。12時半なので、ここでも大混雑。席取りに殺伐とした雰囲気の中、見兼ねた(?)老夫婦が名指しで譲ってくれる。助かりました。夕食が中華の予定なのでラーメン食べれず、ふてくされる長男次男。全てがうまくいかず、皆どこか苛立っている。やはり早く出発しないとダメだな。少しでも時間を取り戻そうと上信越自動車道を(常識的な範囲で)飛ばす。軽井沢に着くと何台か同じ方面に行く車がいるので峠を付いてく。東京、神奈川辺りのナンバー多い。峠を超えて県道43号に入ると懐かしの直線道路。ここまで来ると軽井沢来たーって感じ。

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ホテルに着くと14時。すぐにチェックインを済ませると、もう部屋に入れるとのことで荷物を運び込む。自転車も組み立てて、男3人は自転車でコテージへ向かうが、かなりの急勾配の上のコテージ。前回はホテル脇だったのに混んでいるのかなあ。途中で進まなくなった長男次男はぶつくさ言いながら自転車を押して上がる。配置は残念だったけど中は広い。右の部屋を子供部屋と言って3人で遊んでる。ウォールクライミングやりたいとうるさい長男を晴れのうちに行けるところ行っておこうと説得。初日はハルニレテラス方面の散策予定。準備を済ませて車で出発。ホテル着いたら車で移動とかほぼしないから、車での旅行に驚く3人。

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ちなみに上里くらいから目のかゆみを訴える長男。今回に限らず、旅行になると目を腫らせて困っている姿をよく見る。自分としてはスキーでよく見かける印象。今まではメガネとまつげが干渉が問題と考えていたが、この腫れ具合はどう考えても花粉症などのアレルギーに見える。頻繁に目をいじるので、この日はメガネをするのはやめて、どこかの薬局でアレルギー用の目薬を買うことにした。東京帰ったらアレルギー観点で原因を探っていかないと。

途中の国道18号から既に混み気味。現地近くへ着くと道路沿いの駐車場に多くの車。駐車場厳しいかなあと思いきや、第1駐車場に停められた。時間は15時。これがよかったのかもしれないが、びっくりするくらい気持ちいい散策。川沿いを歩きながら夕食予定のハルニレテラスを目指す。川岸に休めるベンチがあったので、近くでアイスを買って休憩。軽くショップを見ながら夕食予定の中国家庭料理店希須林を発見。16時過ぎでまだ早いが、この後の予定を考えて軽めの夕食。店内もきれいだし、食事もおいしいし、言うことなし。

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夜はこの先のピッキオでムササビウォッチングの予定。駐車場に戻って長袖長ズボンに履き替え。今度は逆方面へ向かう。ビジターセンターが移動したらしい。経路がわかりづらかったが、行ったり来たりしているうちに17時半到着。18時50分から開始とのことで手続きを済ませて座って待つ。子供達は水辺を囲うような通路を走り回って遊んでいる。時間になると担当の方がムササビの生態について説明してくれる。思ったより大きいのと尻尾が長いことを知る。30分くらいの説明が終わると巣箱が設置されている場所へ歩いて移動。来た道をほぼ戻ってプレストンホテル方面へ。結構長い。途中、幻想的なイルミネーションが見えてきて盛り上がる。軽井沢高原教会のサマーキャンドルナイトだったのかな。

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巣箱まで辿り着くと、そこから伸びるケーブルをPCに繋いで中の様子を見せてくれる。3匹のムササビ親子が狭そうに動いている。かわいいw 日没からしばらくすると飛び立つという説明通り、1匹ずつ巣箱を出て木を登り始める。そして見事に飛び立っていった。言葉にするのは難しいが、まあ盛り上がるw 2匹目も同じようにじわじわ登って1匹目とは別方面へ飛び立つ。最後の1匹は子供だったのか、すごい速さで登って様子見。先の2匹とはまた別方面へ飛び立っていった。2回目のジャンプも見れるかもしれないので20時頃まで観察。その後、駐車場近辺まで送ってもらって解散。

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時間が時間なので、近くのお風呂に入っていく計画。駐車場に隣接しているとんぼの湯へ。なかなかきれいにまとまったお風呂で非常に気持ちよい。広い夜空を見渡せる露天風呂が印象的。残念ながら曇りだったので星は見えなかったが、天気がよければ満点の星空を楽しむ事が出来そうだ。この日も男3人はお気に入りの水風呂を楽しむ。珍しく水風呂が露天風呂に併設されているのだ。露天風呂の湯温も適温なので、水風呂と露天風呂の永久ループ。知らない子も一緒になって水風呂を楽しんでいた。

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途中でコンビニによっておやつを調達。夕食が早かったからすっかり空腹。ホテルに戻るともう21時。速やかに夕食を済ませて、翌日たっぷり遊ぼうと子供達を寝かす。大人は夜更かしするつもりだったが、自分が数日前の発熱をぶり返す。ふらふらしながらも旅行の夜を楽しもうとするが、やはり寒い!軽井沢の夜を舐めない方がいいな。。。普段より少し厚着をしたら落ち着いてきたので軽食を済ませる。出だしはイマイチだったけど、終わってみれば最高の初日を思い返しながら就寝。

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翌朝、早く寝たせいか7時頃目覚める。自転車で遊んできたいという長男が部屋を出て行く。支度をして数分後に追いかけると、痛そうに足を引きずりながら自転車を押して長男が戻ってくる。坂が急過ぎて転倒したようだ。気を取り直して朝の散歩に。去年の虫取りを思い出しながら写真撮ったり走り回ったり。機嫌が直った頃に部屋へ戻って朝食へ。末娘の後部のチャイルドシートに乗せて、子供3人と自転車でホテルへ。急坂の降り方を教えながらw 嫁は車行く必要もあってカートを呼んで移動。

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朝食を済ますとホテルのリフトで山頂方面へ。軽井沢のスキーは2年も前になるので子供達は覚えていない様子。雪がないので自分も見覚えあるようなないような。山頂はそこかしこに虫がいて、虫取り網を持って駆け回る長男次男。末娘は何故か大きめの石を集めてストーンサークルを作り始める。想像よりも子供達が楽しんでいたので予定より長めに。歩きの下山コースも行ってみたかったが、あとのことも考えてリフトで下山。午後はおもちゃ王国に行く。ナビをセットすると25kmの表示。ちょっと距離あるけど天気もいいし、気持ちよいドライブになることを期待しつつ、ホテルから出発。

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鬼押ハイウェイを通っておもちゃ王国へ向かう。初日に楽しんだ星野エリアを更に進むとハイウェイに入る。ETCは使えないので小銭270円を用意しておくこと。往復で530円だったんだけど、自分たちがどこに行くかわかっておらず見合わせ。往復買っておいて問題ないはず。一本道の気持ちいい道路を突き進む。時間があれば途中の鬼押出し園に寄るのも楽しそう。子供たちがお腹空かしそうだったので道を急ぐ。鬼押出しを超えると別料金で370円。ここもETCはない。アクセルほとんど踏まずに下り坂を進むと、おもちゃ王国が見えてきた。後編へ続く。

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