Firefoxバージョンアップ

最近、ブラウザはFirefoxを使っている。仕事上、user-agentを動的に変更できるブラウザが便利だからだ。言うまでもないが、Firefoxの魅力はその豊富なアドオンにある。好みの機能をアドオンという形で、どんどん追加できる。しかし、このアドオンが本体のバージョンアップに合わせて必ず更新されていく訳ではない。そのせいで、気に入ったアドオンがあると、それが無効になるのが怖くて本体のバージョンアップをしづらくなってしまう。現在はFirefox 3.0系を使っていたのだが、3.6が出てしばらく経つのでバージョンアップを試してみる。

本体のバージョンアップは非常に簡単で、『ヘルプ』→『ソフトウェアの更新を確認』を選択すれば、最新版をダウンロードして更新してくれる。問題はここからで既存のアドオンが使えるかどうか。現在、使っているアドオンはFirefoxのキャッシュを操作するための『Cache Viewer』、マウスのアクションでブラウザの操作を行える『FireGestures』、携帯系のサイトを閲覧するための『FireMobileSimulator』、googleページランクを確認できる『Live PageRank』、タブ機能を拡張&カスタマイズできる『Tab Mix Plus』。この辺りは特に問題なく追随できた。

無効になってしまったアドオンは、最小化時にトレイへしまえる『MinimizeToTray』、各種検索を検索バーへ追加する『OpenSearchFox』、Firefoxのタブ内でIEが使える『IE Tab』、LAMPソーシャルブックマークのScuttleへリンクを追加する『Scuttle』。MinimizeToTrayは『MinimizeToTray Plus』というアドオンで完全に代替できた。『OpenSearchFox』も『Add to Search Bar』というアドオンを発見したが、同一FORMに複数の検索ボタンがあった場合、検索先を選択できた機能がなくなってしまった。

IE Tabも『Coral IE Tab』というアドオンに入れ替えたものの、showtimeなどのDRMを必要とする動画サイトで再生が出来ていたのが出来なくなってしまった。Scuttleは以前、無理矢理に内部の互換情報を書き換えてインストールしたが、今回はもう一度更新されたアドオンを探してみる。それほど、苦労もなくこちらのサイトでアドオンを見つけた。細かい事は知らないがクリックしてもインストール出来なかったので、一度『名前を付けてリンク先を保存』でファイルをダウンロードしてから、ブラウザにドラッグ・アンド・ドロップしてインストール。これで、以前の機能を全てFirefox 3.6に引き継げた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)