Logicool Flow 対応 M720 Triathlon + K375s レビュー

前回、2台のWindowsでM720とK375sが使えるように設定した。1台はメイン機となるSurfaceでもう1台はバッチ作業的な用途で使うDesk Mini。Desk Miniは日常的に使うPCではなく、時間のかかる処理をキックするときだけ使って、その後は放置。例えば動画ファイルのエンコードとか。使っていないときは、Desk Mini側のUnifyingレシーバを他のPCに刺すことで、そのPCもデスクにあるマウスとキーボードで操作することができる。普段はリモートデスクトップで操作しているゲーミングPCとか。



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これだけでも充分に快適なんだけど、唯一の不満がデバイスを切り替える際のボタンがマウスとキーボードで別々なこと。マウスだけで済むことも少なくないので、マウスだけ切り替えて作業していると、ついついキーボード押してしまうことがしばしば。当然入力は別のPCに行ってしまうのでイラっとする。気が付いてボタン一回押せばいいだけなんだけど、それくらいよしなにやってくれと思ってしまう。その問題もFLOWという機能を使えば、マウスとキーボードを同時に切り替えられるようになる。

2台のPCにペアリング済みの場合、FLOWの設定は非常に簡単で、どちらかのPCでLogicool Optionsを起動して、マウスを選択。Flowと書かれたタブを開いて、Logicool Flowを有効化する。幾つかオプションがあるので好みで設定する。コンピューター間の切り替えは暴発を防ぐために、『Ctrlを押しながら端へ移動』に変更した。そして、リンクキーボードをK375sを指定することで、念願の同時切り替えが可能になるはず・・・だったが、選択肢は『無効』のみでキーボードを選ぶことができない。

既にK375sも認識済みのはずなので、ここに表示されない訳はないはず。ぐぐって調べてみるが、似たような症状のj報告はなさそう。Unifyingレシーバを抜き差ししたり、OS再起動してみる。いろいろやってるうちに気が付けば、リンクキーボードにK375sが現れた。うーん、どれが効果あったのかわからない。。。これ以上はまりたくなかったので、速やかにK375sを選択してFlowを試してみる。非常にスムーズで透過的。往年のSynergyを思い出すな。何よりもキーボードの同期が追随してくれるのが嬉しいw

しかし、Flowについては良い意味でも悪い意味でもSynergyとあまり代わり映えはしない。やはりありがたいのはいざとなれば、ハードウェアスイッチによって確実に別の機体に切り替えられること。この方法であればBIOSの操作だって出来てしまうし。FlowそのものよりもLogicoolのマウス・キーボードのみで2台のデバイスを扱えることの方が価値は大きいと思う。Flowはキーボードごと切り替えたちときに、ハードウェアスイッチよりもFlowで切り替える方が楽かな、というくらいの使い方。

そもそも複数台のPCを扱うときにモニターが複数になるという使い方が最近は少ない気がする。ノートPCとデスクトップというのが、その候補になるんだけど、いまどきのデスクには40インチに迫る4kディスプレイがあったり、ノートPCにおいても簡単に外部出力ができるから、ノートPCもデスクトップも4kモニターに繋ぐ、みたいな形になる。で、両者をモ必要に応じてモニターの入力切替で利用している。リモートデスクトップで一方を操作してもいいんだけど、その負荷すらかけたくないときはモニターで作業したいんだよね。

Synergy使ってた頃は2台PC間のコピペも重宝したけど、今はクラウドノートでメモも共有可能なので、あまり使うシーンがない。ブラウザでの作業もChrome使ってると、URLの履歴やパスワードまで勝手に同期してくれるし。Flowのような論理的な同期はソフトウェアでも可能だけど、ハードウェアによる同期はLogicoolデバイスにしか出来ない特徴なのだから、そちらをもっと進化させて欲しいのが本音。少なくともマウスのスイッチ切り替えでキーボードを同期させて下さいw したら、F1〜F3にアサインされている切り替えボタンをファンクションキーに設定できるし。

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