STEINS; GATE 0 (シュタインズゲートゼロ) レビュー

PS Plusのフリープレイを楽しむ企画第2弾。数ヶ月かけてネットハイをクリアしたので、次はシュタインズゲートに挑む。ぐぐってみるとアニメ化もされていて、すごく評判よさそう。ファミ通でもアドベンチャーゲーム総選挙でも堂々の1位。期待に胸を膨らませながら早速ゲームを初めてみる。いきなり絶望感溢れるシーンから始まり、何のことやらって感じだったけど、つかみとしては上々。少し落ち着いたところで舞台は変わり、とあるカンファレンスに参加して人間の記憶をAI化する、みたいなお話を聞く。今のご時世にぴったりなテーマ。おもしろい。



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ただ、何となくこれって前作があるんじゃないかという気がしてきて、もう1度ぐぐってみる。やはり、シュタインズゲートが最初の作品ぽいな。どうにも違和感を覚えるけど。もうしばらく進めるとオープニングムービーが流れ出して、ようやく物語が始まる。そしてムービーの最後タイトルが表示されたところで、シュタインズゲートゼロであることに気付く。なるほど、シュタインズゲートではなく後継作の方だったのか。本当のこと言うと、1周目では気付かずに2周目のオープニングで気付いたんだけどね。ずっと1作目だと思ってプレイしちゃったよ。

要所要所で気になる事はあるけど、知らずにやった自分でも普通に楽しめたので、1作目からやらなくても充分おもしろい。ただ、1作目やっておけばもっとストーリーが楽しめるのかもしれないけど。未だに1作目はやっていないので、そこのところはわかりません。やってみようかとも思ったんだけど、PSストアで見てみると意外と高いんだよなあ。amazonでROMを探してみてもあんまり安くないし。ROMは終わった後に売り払えば、それほどお金はかけずに済むけど、ちょっとめんどい。ゼロはえらい安いんだけどなあ。

マニュアルも何も読まずには始めたから、前半はただただ読み進めるだけで電子ノベルかと思ったほど。いわゆるサウンドノベル的な行動選択もまったく現れなかったし。ただね、気になる事はあったんだよね。ピロピロみたいな音が突然鳴ってクイックセーブされるみたいな。何が起きているのかも理解できていなかった。中盤くらいまで進めるとスマホに電話の着信が入り始める。着信に応答しないと話が進まないところもあり、模索しているうちに△ボタンでスマホが出せる事に気付く。おお、スマホを持ってる訳ねw

それまでのピロピロっていう電子音もすべてスマホのnotificationを示すアラート音だった。RINEと呼ばれるチャットアプリにメッセージが入っていて、その応答で選択肢を選べるような作りになっていた。これって1作目からこういう作りだったのだろうか。わかって当然的なもの?このスマホ機能に関しては、もう少しわかりやすいチュートリアル的なものがあってもよかったように思うんだけどなあ。マニュアル読めと言われればそれまでだけど、アドベンチャーゲームなんて普通読まないよね。

舞台の中心は秋葉原。ネットハイも秋葉原が中心だったけど、最近はこういうゲームが多いのかな。秋葉原に行かない人間からすると、あまり親近感持てないんだけどなあ。登場するキャラクターもアニメの定番のようなオタクや女子たち。この辺も無理に定番化しないで、もう少しストイックに普通のサウンドノベルのようなキャスティングでもよかったような。女性陣とのやりとりが結構まだるっこしくて眠くなったけど、大抵そのあとには突拍子もないこが起きたりするので起伏としては仕方がないのかな。

話としてもかなりボリュームがあって、やっと1周目が終わったところ。2週目はスキップ機能が使えるので効率的に選択肢を潰せるんだけど、相変わらずゲーム要素というほどの注意点はなく、しらみ潰しに分岐するポイントを探していってるだけ。いわゆるサウンドノベル系に比べるとアニメっぽい展開とゲーム要素の薄さが気になるけど、科学アドベンチャーという名に恥じない内容は充分な読み応え。もっともっと面白くなることを期待しつつ、もう何周かやってみます!

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