Tag Archives: Linux

Ubuntu 18.04 LTS QSVエンコード 成功?編

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Ubuntu 18.04 LTS インストール

生まれてこの方、ずっとredhat系のLinuxで生きてきたんだけど、最近のUbuntu攻勢は看過しえないものがある。以前も仮想環境をopenstack化する際にUbuntuへの移行を試みた。うちの場合、テレビ録画をLinuxに任せているため、QSVと呼ばれるCPUでのハードウェアエンコードが使える必要がある。16.04時代のUbuntuでは、どうしてもQSVを設定することが出来ずに移行を諦めた。あれから1年以上が経過してLTS版も18.04にバージョンアップ。Intel Media Server Studioも2018R1が出てきた。自分自身のハードウェアエンコードに対する知識も少しはましになったので、もう1度Ubuntuに挑戦してみる。... 続きを読む

マイニング マザーボード ASRock H110 Pro BTC+ レビュー

何度か伝えているように、自分のマイニングリグは録画サーバも兼ねていて、Skylake世代のCPUによるハードウェア・エンコード機能を利用している。もちろん山ほど積んでいるGPUでも出来るんだけど、GPUにはマイニングを頑張ってもらいたいので、CPUに出来ることはCPUにやらせたい。そのQSVをLinuxで利用しているんだけど、Z270チップセットのマザーボードではどうしても起動させることができなかったので、ASUSのZ170-PROというマザーボードを使っていた。それに不満があった訳ではないんだけど、マイニング特化のマザーボードにも興味が。 ... 続きを読む

CentOS7 マイニングリグ 無線LAN化

皆さん、マイニングしてますか?いや、やめてますよね。飛ぶ鳥を落とす勢いだった仮想通貨も2017年末からすると、かなりの逆境に置かれている状況。それに加えて例年にも増して、春先とは思えないような異様な暑さ。熱によって住環境を悪化させる上に薄利となってしまったマイニングを大多数の人が見限っていることでしょう。自分ももうやめてしまおうかなとも思ったんだけど、電力会社変えたり、実家にも環境作ったりと、それなりに労力をかけてきたので細々と続けようかなと。自分の場合は運用そのものが好きだしね。... 続きを読む

CentOS7 GPUマイニング Monero編

ZCash, Ethereum, Monacoinと試してきたマイニング。徐々にリグのリソースも充実してきて、いろいろ回しているうちにZCashかEthereumでいいかなという気になってきたんだけど、ここまできたらMoneroも試してみる。MoneroはZCashと同じく、匿名通貨の1つ。何となく最近は匿名通貨に対する風当たりが強くなってきた気もするけど。マイニング観点で言えば、CPUでもマイニングできるのが特徴かな。とはいえ、GPUの方が時間効率は遥かに上だと思うけど。... 続きを読む

Intel 小型べアボーン NUC6i3SYK レビュー

今までべアボーンはZOTAC製のものばかり使ってきた。いずれもLinux用途でHaswellのCI520やAMDのAD11など。しかし、最近はデスクトップに拡張カードを使うシーンが増えてきて、小型べアボーンはお払い箱に。今回、改めて小型べアボーンを検討したのは、メインサーバ2台に加えてQUORUMを必要とするミドルウェアを使う際に、3台目のサーバとして使ってみたいから。ついでにメインサーバ上で行われているQSVによるエンコード処理を、小型べアボーン側に引き取るのもいいかなと。... 続きを読む

CentOS7 GPUマイニング Monacoin編

CentOS7にてZCashとEthereumのマイニングに成功したので、次はMonacoinに挑戦してみる。著名なアルトコインに比べれば時価総額は低めだが、2ちゃんねる文化に馴染みのある人なら少なからず興味を持つはず。時価総額が低いコインの方が成長過程と捉える見方もあるしね。それらはともかくとして、アルゴリズム的にgtx1080系との相性がいいので、それらのGPUを持っているなら一度は試してみておきたい。gtx1080と1070の価格差を埋めるような性能差がないと、1080を買った意味がなくなっちゃうからね。... 続きを読む

CentOS7 GPUマイニング QSV + GeForce 共存編 (録画サーバ兼用)

前回、初めてのマイニングリグを構築してみた。録画サーバで使うQSV機能に実績のあるZ170チップのマザーボードを選択したので、早速kickstartでCentOS7をインストールしてみる。kickstartの中で、自動でQSVパッチ済みのkernel4.4がインストールされる形になる。Z270チップのマザーボードだとkernel選択画面のあと、何の表示もないまま動作を停止してしまうという事態に陥った。こんな状態なので切り分けもほぼ出来ていないんだけど、他に思い当たるところもなく当たって砕けろ。... 続きを読む

CentOS7 GPUマイニング リグ構築編 (録画サーバ兼用)

前回、ethereum掘ってみてGeForceもGTX1080だけではダメだとわかった。プロセス回してるだけで儲かることも充分わかったので、GPUを一気に水平拡張してみる。標準的なマザーボードの場合、PCIeポートは多くても7個なので、GPU6台まで増やしてみる。残りの1個はチューナーボードに使うからねw そして現在使っている電源ユニットはCorsairのRM1000xなので、全てGTX1080で動かすほどの電源容量はない。既に稼働中のZotac GTX1080 2台と合わせても余裕が出るよう、残りはGTX1070にする。既存の検証機でも2GPUは動かせるのでGTX1070を6台調達する。... 続きを読む

CentOS7 GPUマイニング Ethereum編

前回、CentOSにてZCashのマイニングに成功した。ネット上にはわりとUbuntu系を中心とした情報が多かったので、とりあえずCentOSでの実績が出来て一安心。転がってるバイナリをダウンロードしてキックすればいいだけだったので手間でも何でもなかったし。この調子でディストリビューションの違いに苦労しないといいけど。次に試してみたかったのが、アルトコインの代表格であるethereum。ウォレットは開設済みのcoincheckがあるし、マイニングプールもZCashと同じnanopoolを使えばよいので、ZCashを試した後であれば敷居は低い。... 続きを読む

CentOS7 GPUマイニング ZCash編

GPUによるエンコードやコンテナ間共有など、調べてみたかったことが一通り片付いたので、そろそろ本題の1つであるマイニングを始めてみる。現時点でGPUマイニングするなら、ビットコインではなくアルトコインが対象となる。手持ちのZotac GTX 1080でどのコインを掘るかなんだけど、事前に読んだASCIIの記事だと、アルトコインの筆頭であるethereumは効率が芳しくない。それよりCUDA数が効率に影響するZCashの方がGTX 1080のスペックを生かすことが出来る。とりあえず最初はZCashを掘ってみよう。... 続きを読む

LXD による GPU 共有 CentOSコンテナ編

前回、Ubuntuホスト上でLXDで構築したコンテナとのGPU共有に成功した。今回はUbuntuホスト上にLXDでCentOSコンテナを作成し、そのコンテナとGPU共有を試みる。うまくいけばUbuntuホスト、Ubuntuコンテナ、CentOSコンテナの3者で自由にGPUを利用することができる。これがうまくいけばGPUを利用するソフトウェアをrpmパッケージだろうが、debパッケージだろうが利用可能ということになる。ソースからコンパイルすれば、どちらのディストリビューションでも使えるんだけど、構成管理を考えるとパッケージ使えた方が楽だからね。... 続きを読む

ASUS ROG STRIX Z270F GAMING レビュー

ファイルサーバ、録画サーバ、GPUサーバと全部入りのサーバを作ろうとした時に、最も悩んだのはマザーボードの選択だった。少なくともファイルサーバとしてSATAディスクを4台搭載したい。それとは別にOS領域のSSDとしてM.2スロットが少なくとも1つは欲しい。そしてGPUサーバとしてマイニング用のGPUが6台は乗るもの。これに加えて、録画サーバ用にPCIeのチューナーボードを刺せると尚嬉しい。最後にCPUは第6世代のSkylakeが使えるもの。LinuxのQSVドライバが、Skylakeまでしかサポートしていないため(これもはまった。。。)... 続きを読む

LXD による GPU 共有 Ubuntuコンテナ編

何がしたいかというとホストOSが持つGPUをコンテナと共有するということ。この任意のリソースを共有できるというのが、コンテナの素晴らしいところ。KVMだと排他的にリソースを管理してしまうため、同じGPUをUbuntuとCentOSで共有なんて事は出来ないのだが、コンテナであれば同じリソースをホストOSと複数のコンテナで共有できてしまう。現在のホストOSはUbuntuなんだけど、Ubuntuコンテナは言うまでもなく、おそらくCentOSコンテナとも共有できる可能性がある。コンテナの特徴を生かすべく両OSでのGPU共有を成功させたい。... 続きを読む

openldap サーバの nginx 連携

じわじわと適用範囲を広げてきたopenldapも今回のnginxで最後。もちろん、その他のツールでも使えるところは使っていきたいんだけどね。mariadbとかも最近はLDAP化できるのかな。ともあれ、webの場合は、ちょっとアクセス制御したいときによく使うBASIC認証にLDAPを使いたい。基本はIP制限等なので、あくまで例外的に穴を開けたいときにくらいにしか使わないけど。だからこそ、いちいちパスワード用意したりするのが面倒だから、いつも使っているアカウントの認証でログインできてしまいたい。... 続きを読む

録画サーバ構築 NVENCエンコード Ubuntu 16.04 編

ひっさびさのNVENC検証。ブログを見返すと、1年以上も前に調べて以来。以前はハードウェアエンコードくらいにしかGPUを使う用途がなかったので、エンコード品質がお粗末なことがわかった時点で処分してしまった。GTX750 tiでの検証だった。今回は機械学習やマイニングでも使ってみるつもりなので、GPUにかける予算は奮発するつもり。筐体の大きさもGPUのサイズにあわすので、その点における制約もない。他の用途での利用も考慮してGTX1080にする予定。中でも評判のよさそうなZotac GeForce GTX 1080 AMP Editionに決定した。... 続きを読む

録画サーバ構築 QSVエンコード Ubuntu 16.04 失敗編

構築中のホストはGPUサーバとして使う予定なんだけど、自宅用のサーバで専用ホストなんて立てる余裕はないから、今までCentOSが担ってきた録画サーバとしての機能も移植する予定。録画サーバで問題になるのがハードウェアエンコード。特にQSVエンコードの設定が一番厄介。GPUサーバなんで当然ビデオカードは刺すつもりだから、QSVエンコードでなくてNVENCを使うという手もある。はっきり言ってNVENCの方が設定そのものは楽だし、最新のIntel Media Server Studio 2017 R3でもGeneric Installの対象はubuntu 14.04のままだし。... 続きを読む

openldap サーバの samba 連携

現在、ローカルの認証とsshの認証をLDAPに切り替えた。続いて統合したい認証はsamba。統合しないと独自でパスワード用のDBを持つことになるため、他の認証と比してダブルマスター感が非常に強く、何としても統合しておきたい対象の1つ。一方で認証不能の障害時にsambaが悪いのか、ldapが悪いのか、切り分けがしづらいので、いざとなったら通常認証に戻して切り分け出来るようにしておくのがベター。sshだったら、ldap認証でないユーザーもいるだろうから切り分けしやすいんだけどね。... 続きを読む

Ubuntu 16.04 LTS インストール

録画サーバ兼ファイルサーバとなっている自宅サーバに、さらにGPU機能を追加しようという計画。これを機に数年間使ってきた単純なLXC運用をLXD、もしくはopenstackに切り替えてみたいという願望もある。その場合、開発が先行しているubuntuをホストOSとする選択肢もありうる。何十年も使い続けてきたredhat系のCentOSに対してdebian系のubuntuは仕事でちょっと触ったことがある程度。それぞれ一長一短あるんだけど、よい機会なのでubuntuを触ってみる。... 続きを読む

Ubuntu 移行 & GPU サーバ化 検討

前々からGPUも使ってみたいというニーズがあり、今のサーバ構成の中でどのように実現するか悩んでいた。GPUの用途としては機械学習とマイニングを考えているので、出来れば高スペックなグラボを数枚用意したい。久々にNVENCの評価もできるし。現在は省スペースキューブPCのShuttle Sh170R8にM.2 SSDとSATA4本にチューナーボードまで刺しているので、タワー内は窮屈な状態。更にGPUを乗せるとなると1スロット幅のものに限られてしまう。元はと言えば、デスク脇に置くのを前提に小さい筐体を使ってきたが、今やウォークイン・クローゼット内の下部スペースに置いているので、そこまで小ささにこだわる必要もないか。... 続きを読む